ノースサンドで働く社員はTo Joby (Job+Joy)というコアバリューを掲げ、仕事を心底楽しみ、仕事を通じて社会を明るくすることを目指している。ノースサンドのオウンドメディアである「ノース参道」では、現場でJobyに働き続けるメンバーにフォーカス。彼らの想いからノースサンドの情熱を紐解きます。
第1回目に登場するのは、2017年に大手電機メーカより中途入社し、コンサルタントを経て現在は人事広報チームでマネージャーを務める東谷昂(ひがしたにすばる)。
畑違いの領域からの転職にも関わらず、入社後3カ月で圧倒的な成果を出し、史上最短でのマネージャー昇進を達成。現在は人事、広報とさらに活動の幅を広げている東谷。なぜ、大企業からノースサンドへ?ノースサンドで働くとは?取締役の佐々木が話を聞きました。
専門はダム?異色の経験を語る

人事部広報チームマネージャ 東谷昂
佐々木:今日は色々インタビューさせていただきたいと思います。よろしくお願いします!
東谷:よろしくお願いします。緊張しますね。笑
佐々木:リラックスしてください。笑 まずは東谷さんの前職時代について教えてください。
東谷:前職では防災システム導入に関する一連の業務を行っておりました。要件定義から各種設計ドキュメントの作成、各種試験の管理、現地リリースの際の現場責任者等々。ハードウェア、ソフトウェアの両面からかなり色々とやっていましたね。あとは社内の改善業務にも手を出してました。
佐々木:専門がダムや水門だったんですよね。
東谷:そうなんです。
佐々木:ノースサンドで最もダムに詳しい。
東谷:ダムの中はめちゃめちゃ涼しいです。笑
佐々木:浅い。。。笑
東谷:ふふふ。全国のお客様と仕様のすり合わせから現地へのシステム納入まで、全工程を経験出来たのは楽しかったです。
佐々木:なぜ転職しようと思ったんですか?
東谷:ITの開発プロジェクトをプロジェクトマネージャとして経験しているものの、業界がニッチすぎるんですよね。大企業の看板を背負っていなかったら自分で取ってこれる類の仕事ではないんですよ。30歳を過ぎて自分は会社の看板がなかったら何もできないのではないか?ということを考え出したんです。
佐々木:それをきっかけにキャリアを見直した。
東谷:そうなんです。さらに会社が不適切会計で崩れるという。
佐々木:ダブルパンチだ。
東谷:安泰だと思っていた大企業が崩れる衝撃を経験しましたね。大企業なら一生安心という時代はもう終わってることを、身をもって知りました。
「どこでも働ける強さ」と「人間味」を求めて
佐々木:それでいよいよ転職活動を開始した。
東谷:そうですね。“どこでも働ける強さを身に着ける”ことと“人間味のある会社”で働くことを軸に会社選びをしてました。
佐々木:なるほど。職種は最初から決めていた?
東谷:決めていました。どこでも働ける強さを身に着けるという観点と、プロジェクトマネージャーや社内の改善業務を行っていた経験を活かしてコンサルタントになりたいと思っていました。
佐々木:人間味がある会社という観点はどういう意図で?
東谷:どこでも働ける強さを持てたとしてもホイホイ会社を変えたいとは思っていないんですよ。チームで働くことが好きですし。後は現場密着で働いていたので、人間味のない偉そうに語るだけのコンサルになるのは絶対嫌だったんですよね。そういう意味で人間味がある会社を求めてました。
佐々木:実際他社さんも受けたとは思うんだけどノースサンドを選んでくれたのはそのあたりが気に入ったから?
東谷:そうです。色んな会社を見ていましたが、ノースサンドに一番人間味を感じました。私の事前面談は佐々木さんだったんですよね。休みにも関わらず快く対応してくださいました。その中で自分の今持っているスキルをコンサルタントとしてどうやって活かしていけるか等を具体的に話してくれました。面談が終わったときにはここで働きたいなって自然と思ってましたね。
佐々木:一次面接から内定承諾まで5日ですからね。笑
東谷:スピード感も素敵でした。
論理×感情で人を動かす
佐々木:そんなダムマンの東谷さんがコンサルタントとして担当した一番最初のプロジェクトが・・・
東谷:医療系のソフトウェア開発プロジェクトですね。
佐々木:ダムはどこに、、ってやつですね。笑
東谷:全くの別業種です。笑 プロジェクトマネージャの補佐という形で案件に携わらせていただきました。具体的な業務としては進捗の管理やトラブル発生時の方針決め、仕様に関する改善のご提案から、オフショアとの開発体制の検討、会議の準備等々何でもやりますの精神で働いてました。
佐々木:戸惑いはなかったですか?
東谷:そこまで戸惑いはなかったですね。ITを用いた開発プロジェクトという共通点はありますのでPMBOKをベースにしたプロジェクト管理はもちろんのこと、あらゆることを泥臭くご支援させていただきました。当然医療系特有の用語や要件等、知らないことは山のようにあったのでそこについてはかなりの時間をかけて勉強しました。
佐々木:コンサルタントは日々自学する必要がある。
東谷:そうですね、そこにしっかりと時間をかけられないのであれば難しいと思います。残業時間は20~30時間くらいなんですが、家で日々勉強しています。それを仕事とするなら仕事に関わっている時間は長いですね。個人的には仕事って感じはしないんですが。
佐々木:ほかに意識していたことはありますか?
東谷:コンサルだぜ、偉いんだぜ、というスタイルで偉そうに口だけで語って何もしないのは大嫌いなので、それだけはしないようにしていました。ノースサンドのフィロソフィー”8RULES”の“論理*感情で人を動かす”というRULEが好きなので特に意識してます。論理だけを振りかざす評論家タイプのコンサルタントはお客様にとっては価値がないと思っているので。どんなに正しい言葉でも相手の状況や感情を加味して伝えなければお客様には届きません。また言葉だけではなく、自分も泥臭く動きほかのベンダーさんも含めてチーム全員で協力しながら前に進んでいくことは意識していました。
佐々木:なるほど。そういった一体感があったからかノースサンドの中でも地理的に遠い場所にあるプロジェクトながら1、2を争う規模まで拡大しましたもんね。
東谷:遠い場所で働いてるけど何か楽しそうなチームという感じになるよう現場のブランディングは意識はしてました。遠い場所のプロジェクトでお通夜みたいだったら誰も一緒に働いてくれないので。そんなチームづくりをしていたからかお客様ともすごくいい関係が築けてました。今もたまに二人で飲みに行きます。笑
佐々木:いい関係ですね。東谷さんは入社後3ヶ月で圧倒的に成果を出し、社長賞受賞とマネージャーへの昇進も果たしてます。
東谷:これには本気でびっくりしました。年功序列の会社で過ごしてた時間が長かったので。成果をしっかりと評価してもらえるのはすごく嬉しかったですね。
佐々木:現場のパフォーマンス・営業貢献・チームビルディングとマネージャーとしての職責をしっかり果たせると証明できるだけの成果を出しましたからね。もちろんその成果の裏には相当な努力があったと思います。ただ、うちの会社は全員が努力をしているので、自分よがりな「こんなに頑張ってるのに」では評価はされません。東谷さんのように、クライアントからも、現場のメンバーからも、会社からも認められる成果を出すことが必要だと思います。東谷さんは社内活動でJobyzという社内の働きがい向上のチームでもリーダーをしてますがどうですか?
東谷:これもやり甲斐があります。業務改善で働き方改革的なことは前職時代から行っていたのですが、一歩進んで働きがいの向上ですからね。リモートワークや業務改善による工数削減をメインゴールで進めていくのが働き方改革。働きがい改革では『仕事をしていて楽しい、働きがいがある』という状態にすることがゴールですから。全然勝手が違ってきます。
佐々木:ノースサンドは2年連続GPTWの働きがいのある会社ベストカンパニーの選出や、リンクアンドモチベーション社のサーベイでも4000社中の上位0.01%に選出されてます。東谷さんはなぜだと思いますか?

ノースサンド リンクアンドモチベーションサーベイスコア
東谷:これはJobyzの力というより、社内全体の自発的な活動によるものだと思います。サーベイが終わるたびに各チームで課題を洗い出し、継続的に改善していってる成果ですね。Jobyzとしてはサーベイの運用を走らせながらほんの少し第三者的なアドバイスをしている感じです。ただ私としてはこれでいいと思っています。Jobyzだけが何かをしようと躍起になるのではなく、全社員がJobyzになっている状態だと言えるからです。
コンサルタントから人事部広報チームへ
佐々木:さて、東谷さんは2019年にコンサルから人事部広報チームに異動となりましたが、どうでした?
東谷:とにかくビックリしましたね。
佐々木:ビックリしましたか。笑
東谷:正直自分が人事と広報をやることになるとは全く思ってなかったです。
佐々木:話が来た時は迷いましたか?
東谷:いや、面白そうだなと。全く未知の領域ですので楽しみでした。採用と広報という会社の中心に近い部分に携わることで視座を上げれるとも思ってます。
佐々木:実際にやってみてどうですか?
東谷:思ってた以上に大変ですね。笑
佐々木:仲間が増えてうれしいです。笑
東谷:人事広報としてバリバリ頑張ります!ただ現場感も失くしたくないと強く思ってます。会社の説明会や面接で現役コンサルタントとして色々話せると、内容に厚みが出ますからね。なので今は無理を言ってコンサルタントとしても働かせてもらってます。笑
佐々木:“話せる内容の厚みを増やしたい”と共に“稼げるバックオフィスになりたい”といつも言ってますもんね。そのほかに野望はありますか?
東谷:野望だらけです。笑 同じパッションで働く仲間を増やしたい。会社をもっと世の中にアピールしたい。稼げる人事になりたい。オウンドメディアを軌道に乗せたい。言い出せばキリがないです。やるといってやり切りさえすればその分裁量を与えてくれるのがノースサンドです。役員の意思決定も早い。そういえば奨学金補助制度を導入したいと提案した際も即承認されましたね。
佐々木:ノースサンドとしてやる意義があると思えることであればうちは基本即GOです。
東谷:ありがたいです。今後も野望達成に向けて頑張ります。
佐々木:ありがとうございました。ダムマン⇒コンサルタント⇒人事広報男子と常に変化と進化を遂げ続ける東谷さんに、私も負けないように必死に成長したいと思います。引き続きよろしくです。