グローバルな仕事を求め、韓国から日本のベンチャーコンサルファームへ

ノースサンドで働く社員はTo Joby(Job+Joy)というコアバリューを掲げ、仕事を心底楽しみ、仕事を通じて社会を明るくすることを目指している。ノースサンドのオウンドメディアである「ノース参道」では、現場でJobyに働き続けるメンバーにフォーカス。彼らの想いからノースサンドの情熱を紐解きます。

 

第8回目に登場するのは、2018年に韓国から単身日本に来て、慣れない環境の中で成長を続けている金 玟冏 (きむ みんぎょん)、彼女の日本で仕事をする上での秘訣や日本に興味を持ったルーツを紐解きます。

対する聞き手は、現場コンサルタント兼ノース参道ライターの瀧川 剛広(たきかわ たけひろ)です。

 

日本語って可愛いんですよ

 

瀧川:本日はよろしくお願いします。

ミン:こちらこそよろしくお願いします。

瀧川:早速話を聞いていきたいのですが、まず初めにどういう軸で仕事選びをしていましたか?韓国と日本で就職活動の仕方とか、仕事に対する考え方とか色々と違うところがあると思うのですが、その辺含めて聞かせていただけると。

ミン:昔から「グローバル」という言葉が付く事に興味があって、日本語や英語を勉強してきました。折角、母国語である韓国語以外を勉強してきたので、それを活かせる仕事がしたい!っていうのが1番の軸にありました。
最初は韓国で仕事を探したのですが、経済的事情もあり、良い仕事は少なかったです。それにも関わらず就職を目指している優秀な学生は多かったので、チャンスが多い海外の国で就職する方向にシフトしました。
その中でも日本を選んだのは、昔から日本語を勉強していたため日本語に自信があったのと、韓国と日本で文化の違いが少ないと感じていたからです。

瀧川:韓国の経済事情について聞かせてください。大企業は一握りの人しか入れなくて、かつ大企業とそれ以外の企業との格差や仕事のチャンスの差が激しいイメージですか?

ミン:そうですね、文系出身者の大企業への就職は特に厳しいです。

瀧川:給与面でも大企業と中小企業で結構違います?

ミン:個人的な印象ですが、新卒で2倍位違うんじゃないかと。

瀧川:それは、チャンスの多い海外へ出ようって気になりますね。

ミン:私の周りにも多かったですね。

瀧川:大学は何学部でしたか?

ミン:国際通商学部でした。その中でも経済学科を専攻していました。周りの友人は証券や銀行などお金に関わる仕事に興味を持っていたのですが、私は全く興味を持てなくて、グローバルに色んな文化に触れる機会が多いことをやりたいという思いが強かったです。

瀧川:先ほどから「グローバルなことに興味を持っている」という話が出ますが、元々そこに興味を持ったきっかけは何かあったのですか?

ミン:小学5年生の時に、たまたま家にあった日本語の辞書を見て、「日本語って面白い」って思ったのがきっかけですね。

瀧川:その発想、斬新ですね!

ミン:平仮名が可愛いなって思ったんですよ。あと音!この可愛い言語を話してみたいと思って、そこから日本語の勉強を始めました。

瀧川:その感覚は、海外の人ならではかもしれないです。でも言われてみればハングル文字も漢字も角ばっている印象で、それに比べて平仮名は丸っとしているイメージはありますね。例えば音は、どの単語が可愛いとかあります?

ミン:今話している言葉、全部!

瀧川:照れますね~

ミン:瀧川さんが可愛いって意味じゃないですよ笑

瀧川:ですよねー

瀧川:小学生の時に日本語に興味を持って、そこからどう勉強していきました?

ミン:韓国に観光で来ている日本人の方を街でつかまえておしゃべりする機会を作りました。明洞(ミョンドン)という、日本でいうところの銀座みたいな場所があるのですが、ほぼ毎週のように行っていました。話してみたら意外と通じる!!と思って、それが更にモチベーションアップに繋がって上達していったという感じです。

瀧川:アグレッシブですね。それは何歳位の時ですか?

ミン:中学生の時ですね。

瀧川:日本語を勉強していることによる周りの反応ってどうでした?

ミン:なんで英語じゃないの?って声はありましたね。

瀧川:確か英語も話せますよね?

ミン:英語は、高校までは全く話せませんでした。大学の時に交換留学したのがきっかけで勉強して、話せるようになりました。留学期間は10ヶ月だったのですが、留学して最初の頃は全くコミュニケーションが取れなくて・・・最後の方でやっと日常会話ができるようになりました。向こうでブラジル人の彼氏ができたのも大きかったかもしれないですね笑

瀧川:やっぱり恋人ができると上達するんですね笑

 

 

ノースサンドに決めたのは、グローバル案件をやりたくて

 

瀧川:大学時代に色々なことを経て、今日本のIT企業で働いているわけですが、ノースサンドはどこで知りましたか?入社することになった経緯も聞かせてください。

ミン:大学を卒業して1年位たった頃、韓国で日本企業の合同就活フェアがあり、そこでノースサンドを知りました。

瀧川:そこには何社位の企業が出展していました?

ミン:30社位ですね。その中から5社選び、履歴書を出しました。選んだ企業の業種はバラバラで、グローバルに働ける企業を軸に選んでいました。ノースサンドもその中の1企業でしたが、初めて仕事の内容を聞いた時は自分は無理だなと思いました。一応履歴書出しておこうって位にしか考えていなかったです。

瀧川:そんな中最終的になぜノースサンドに決めたのですか?

ミン:コンサルタントって職種は初め難しそうだなと思っていたのですが、選考が進んでいく中で英語を使う案件もあるというのを聞いて自分のやりたいこととマッチすると思い、チャレンジしてみようと決めました。

 

ビジネス文書が一番苦労しました

 

瀧川:採用が決まり、いざ日本へ!と来たわけですが、周りの反対はありませんでしたか?

ミン:反対はなかったですね。むしろITコンサルタントという職種を父親から強く勧められました。韓国はITコンサルティングという概念があまり定着していなくて、今後需要が増えるだろうから勉強してきなさいと快く送り出してくれました。

瀧川:韓国はコンサルティングファームはないのですか?

ミン:ありますが、外部のコンサルティングファームからコンサルタントを入れてプロジェクトを遂行するという文化が無い印象です。

瀧川:そうなんですね。今後、韓国でコンサルのビジネスするのはチャンスかもしれないですね。

瀧川:日本に来てからは、最初何に苦労しましたか?

ミン:ビジネス文書を書くことに苦労しましたね。つらかったです。。。

瀧川:では最初入社してからは研修でその辺りのスキルを中心に勉強した感じですかね?新卒研修はどんな内容でしたか?

ミン:外部講師によるIT研修と内製化によるコンサル研修の2本立てで、2ヶ月間の研修でした。毎日、日報を書いていたのですが、その日報を書くのも苦労して・・・

瀧川:最近書かれている文章は、きれいな日本語だなというイメージですが、どう上達していったのですか?

ミン:現場に入ってからの先輩方からのご指導のおかげですね。

瀧川:最初の現場はどこでしたか?

ミン:金融系SIerがクライアントの現場でした。毎日議事録作成が発生する環境、クライアントとのコミュニケーションも多かったです。場数を踏んで上達していった感じです。

瀧川:クライアントとの関係はすぐ構築できましたか?

ミン:良い関係性を築くのは苦労しました。PMOの立場で参画したのですが、最初はクライアントへこちらの意図を伝えることができず、「この外国人、何言っているんだろう?」って表情をされる機会が多かったです。根気よく接する機会を増やし、感謝の気持ちを持って、丁寧に説明することでクライアントも協力的になってくれたので最終的には良い関係を築くことができました。

瀧川:8Rulesの「感謝・尊敬・謙遜」の気持ちですね。

 

今の現場は念願のグローバル案件、毎日充実しています!

 

瀧川:今の現場はどうですか?

ミン:製薬会社がクライアントの現場です。コンシューマヘルスケアに特化したクライアントなのですが、グローバル展開している企業で、グローバルで部門統合したいという要件から始まったプロジェクトに関わっています。

瀧川:念願のグローバル案件ですね。

ミン:大変ですが、やりがいがあり、毎日充実しています。案件は開始したばかりなので今は情報収集がメインのタスクですが、ステークホルダーも多くコミュニケーションが多い現場です。部門統合、IT統合したいという要件がクライアント側にあるのですが、各国毎に法律も違うので、どう調整していくかも内容的に面白いなと感じています。

瀧川:まだ2年目なのに、難しい案件に参画されているんですね。ただとても面白そうで私も興味が湧きました。

 

海外の人に知ってもらうには発信力強化が必要

 

瀧川:今後ノースサンドを大きくしていくため、より良くするためには、もっと海外にも目を向けないといけないと思っています。海外の人にノースサンドを知ってもらうにはどうしたらいいと思いますか?

ミン:もっと発信した方がいいと思います。このインタビューもその1つだと思いますが。英語のサイトを作るのもありだと思います。私は、何か検索するときも情報量の多さから英語で調べますし。そういう方は多いと思います。

瀧川:なるほど。

ミン:まずはこちらから色々なメディアを活用して、相手に知ってもらうことで始まると思います。ノースサンドのカルチャーや仕事の内容を知ってもらい、グローバルな案件も多くやっているよとか、決定までのスピードの速さや柔軟な働き方など海外の方が興味を持つ部分を中心にアピールしていくのが良いかなと思います。

 

「グローバル案件ならミン」っていう存在になりたい

 

瀧川:色々お話を伺ってきたのですが、最後に、今後どういうコンサルタントになっていきたいですか?

ミン:自分自身が、先輩方に色々助けてもらって成長してきたので、4月から入社してくる新卒含めた後輩達にも同じようにサポートできる頼もしいコンサルタントになりたいですね。前に役員の方々には話したことがあるのですが、仕事をするときに常に先輩方だったらこのケースどう対応するかなと考えてから行動するんですね。それを続けることで高いクオリティを保てていると思っています。そういった良い仕事の仕方、考え方を後輩の人達にも教えていきたいです。あとは、「グローバル案件だったら、ミン!!」と認識してもらう存在になりたいです。会社として今後海外の人材も多く採用するにあたり、グローバル案件、英語案件をもっと多く獲得する必要があると思いますし、その土壌を作れる存在になりたいです。

瀧川:海外へのアピールと採用、頑張っていきましょう。

ミン:私が韓国出身だから言うのではないですが、韓国は良い市場だと思います。韓国と日本の文化のギャップは少ないですし、日本語や英語を勉強している学生は多いです。勤勉で優秀な学生も多いですし。韓国内の企業への就職の門戸は狭いので、海外に目を向けている人が多く、チャンスじゃないかと思います。

瀧川:良いですね、今年も新卒で韓国の方が入社してくるし、今後も盛り上がりそうですね。本日はありがとうございました。

ミン:こちらこそありがとうございました。

ノース参道ライター:瀧川剛広

国内SIerを経てノースサンドへ。ノースサンド入社後、業種・業界を問わず、様々なPJに参画。日々、クライアントのために全力で仕事に取り組みながら、ノース参道ライターとして会社に貢献している。

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